人材育成
人材育成プログラムについて
人材育成プログラム
取り組み紹介
(1)研修体制
研修体系
(2)海外留学制度
海外留学について
(3)新人事制度導入
安田倉庫は「長期ビジョン2030」で掲げる経営インフラの高度化及び体制の構築の一環として、2021年7月1日に人事制度を改定しました。
新人事制度は
①職員の意識・行動を変える評価制度
②多様な人材活用・働き方の推進
③教育プロセスのブラッシュアップを行い現場力・企業力の強化を図る
制度となっております。
理念の浸透
安田倉庫グループは、会社のあるべき姿・目指す方向を従業員が理解し、安田倉庫グループで働く全ての方が同じ方向を向き進んでいくことが何より重要であると考えており、理念や方針の理解と浸透のために以下の取り組みをしています。
取り組み紹介
(1)YASDA Value Bookの発行
安田倉庫グループは、企業理念から行動指針、経営計画までを体系的に整理し、一人ひとりが安田倉庫グループの価値観・行動基準・目標を認識し、振り返る原点として活用してもらうことを目的に、安田倉庫グループで働く全ての方を対象に「YASDA Value Book」を発行・共有しています。
(2)サステナビリティ意見交換会
安田倉庫グループは、サステナビリティの社内浸透への取り組みとして、1)変化のスピードが速く広範囲に渡るサステナビリティの情報を統一して伝えること 2)安田倉庫グループの従業員一人ひとりが自社のサステナビリティを取り巻く状況を考え、「自分ごと化」すること、を目的に2022年7月より毎月1回の頻度で「サステナビリティ意見交換会」を開催しています。ワークショップを通じて従業員同士で自らの考えるサステナビリティについて意見を出し合うことで、サステナビリティの価値観の共有を目指してまいります。
ダイバーシティ&インクルージョン
取り組み紹介
(1)女性活躍推進
2020年より「女性活躍研修」を実施し、管理職になるための意識醸成を行っており、採用においても積極的な活動を実施し、多様性の確保に繋げております。2026年3月末時点には女性管理職割合10%以上を目指し、女性が働きやすい体制や運用等、職場環境の整備を行ってまいります。
(2)外国人
安田倉庫グループの海外子会社では外国人を積極的に受け入れ、外国人スタッフの管理職割合は高い水準であり、今後もより高い外国人比率を維持し、当社グループの更なる発展に繋げてまいります。また、外国人スタッフを対象に当社の国際関係部署への派遣研修も定期的に実施し、グローバルな交流を図っております。
(3)中途採用者
安田倉庫は物流業界のオープンカンパニーの実施等、中途採用に対して積極的な活動を行っております。今後も引き続き、高い専門性や異業種での経験を有する多様な人材の確保を行い、管理職候補の育成に努めてまいります。また、入社後は「キャッチアップ研修」などにより継続的な人材の育成を行っております。
実績はESGデータ集よりご覧いただけます
働きやすい職場環境づくり
取り組み紹介
(1)働き方改革の推進
従業員それぞれが、個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる環境を実現し、一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。当社は2018年8月に働き方改革委員会を発足し、長時間労働削減はもとより、生産性を向上していくための活動計画策定や各部署に対して勉強会を実施等、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境作りに努めています。
(2)次世代育成支援制度の活用(育休促進)
仕事と子育てを両立することのできる環境及び多様な労働条件の整備を行うことにより、全ての従業員がその能力を充分に発揮できるようにするため、行動計画を策定しております。
次世代育成支援対策推進法に基づく安田倉庫株式会社 行動計画
(3)ホワイト物流推進運動への参加
安田倉庫は、国土交通省、経済産業省、農林水産省の3省が提案する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、自主行動宣言を提出致しました。
「ホワイト物流」推進運動に賛同し、物流の効率化やトラック輸送の生産性向上とともに、従業員の働きやすさの向上にも取り組んでおります。
「ホワイト物流」推進運動への参加に関するお知らせ(自主行動宣言の提出)
(4)スワップボディコンテナ車両活用の実証実験参加
安田倉庫及び当社子会社である安田運輸は、2021年6月にスワップボディコンテナ車両を活用した実証実験を実施いたしました。
スワップボディコンテナ車両の導入は、運送事業者の働き方改革ともいえ、待機時間減少による残業時間の削減や中継輸送による日帰り運行の実現、荷役分離の効果による女性活用や労務環境改善による定着率の向上などの効果も見込めます。
スワップボディコンテナ車両活用の実証実験への参加について
国内初の冷蔵温度帯でのスワップボディコンテナ輸送実証実験実施について
業種の垣根を超えた7社合同での幹線中継輸送サービス「SLOC」の実証実験実施について
(5)業務標準化・効率化・作業負担軽減の推進
安田倉庫は、2021年2月にDX事業推進室を新たに設置しました。将来的な人手不足や物流の増加に対応するため、AI・ロボティクスの活用による倉庫内作業の自動化・省人化に取り組んでおります。AGV(Automatic Guided Vehicle・無人搬送車)やAMR(Autonomous Mobile Robot・自律走行ロボット)を始めとするロボットを複数の拠点で導入し、重量物の運搬自動化やピッキング・仕分け作業の効率化を実現しており、持続可能な倉庫内作業環境の構築を目指してまいります。
事務作業においてはAI-OCRやRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)を活用した定型業務の効率化を推進し、生産性向上に努めております。
また、2021年2月にRFIDに関する位置特定特許技術を持つ企業への出資を行うなど、イノベーション企業と協業して物流課題解決に取り組んでいます。加速するテクノロジーの進化に合わせて物流サービスとビジネスモデルを変革し、持続可能な物流環境構築を進めております。
※デジタルマップ(左)とハンディリーダー画面(右)イメージ
(6)各拠点訪問による職場環境整備
安田倉庫は、各拠点における職場環境状況を調査し、全従業員が働きやすい職場環境づくりの整備を進めております。
(7)新本社移転に伴う働き方改革の推進
2020年12月にオフィス環境の改善及びグループ経営の効率化を図るため、本社移転を実施しました。
一部の関係会社も同居したことで、ワンフロアオペレーションかつフリーアドレスデスクを採用し、コミュニケーションをより取りやすい環境となり、グループ連携の強化が図れております。
本社の機能を向上させることにより、各拠点も含む全社的な効率化につなげたいと考えています。
(8)ファミリーデー(オフィス見学会)の実施
職場訪問を通じて職場への理解を深めていただくため、従業員の家族を対象としたファミリー見学会を開催しています。見学会ではオフィスや倉庫の見学ツアー、名刺交換体験、記念撮影などを行っています。
実績はESGデータ集よりご覧いただけます
労働安全衛生
労働安全衛生について
安田倉庫グループは企業行動憲章において「人を大切にする企業」として、従業員のゆとりと豊かさを実現し、安全で働きやすい環境を確保するとともに、公正な処遇と個人の人格・個性を尊重することを定めており、従業員の労働災害及び健康障害を防止し、安全と健康の増進に努めております。
安全衛生管理体制
安田倉庫は安全衛生委員会規則を定め、防災の観点と同様、半期に一度、社長の任ずる役付執行役員を委員長とする中央安全衛生委員会を開催しています。委員会のメンバーには当社内の各地区安全衛生委員会委員長のほか、当社グループ各関係会社の代表者も含まれます。
中央安全衛生委員会は、中央防災委員会と同様、期初に決定する年間活動計画で毎月の重点活動を設定し進捗を管理するなど、日々の安全衛生に関する活動の全体管理を行います。
中央安全衛生委員会の下には、それぞれの支部安全衛生委員会(当社各営業所または事業場に設置)で構成される各地区安全衛生委員会が設置され、毎月1回、各地区パトロールを実施し各地区安全衛生委員会を開催しています。これに加えて、中央安全衛生委員会による中央パトロールも随時、実施しています。
各支部安全衛生委員会は各地区安全衛生委員会の統括のもと、時宜に応じた自主パトロールを実施するほか、安全衛生意識の啓蒙にも努めています。また各関係会社においても、それぞれの会社単位で同様の活動を実践しています。
取り組み紹介
(1)長時間労働の抑制/有給休暇の取得促進
安田倉庫グループは長時間労働の抑制や有給休暇の取得促進等、過重労働による健康障害の防止に努めています。具体的には、ノー残業デーの設定や計画的な有給休暇の取得等、長時間労働の抑制に取り組んでいる他、長時間労働者に対する医師との面接指導等を行っています。
(2)健康経営への取り組み
安田倉庫は健康優良企業「金の認定」を取得し、健康経営を行うために職場の健康づくりに取り組む環境を整え、全役職員を対象とした健康診断及び生活習慣病予防健診を実施しております。また、インフルエンザワクチン接種の補助金制度を設けており、積極的なワクチン接種を推奨しております。
新型コロナウイルス感染症の拡大期には、新型コロナウイルスワクチン接種に関する地域の負担を軽減し、当社従業員への速やかなワクチン接種を図るため、政府の呼びかけに応じ、健康診断などで提携している医療法人の協力の下、職域単位でのワクチンの接種を行う、「職域接種」を実施いたしました。