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社長からのご挨拶

承認:エディタ

 株主・投資家の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

 2024年1月に発生した能登半島地震により被災されました皆様にお見舞い申しあげますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。

 2024年3月期の経営環境は、中東・ウクライナ地域をめぐる複雑な国際情勢や中国での不動産不況、世界的な金融引締めによる景気減速懸念など先行き不透明な状況が続きましたが、新型コロナウイルスの5類移行による各種制限の緩和に伴い経済活動は正常化し、賃上げや企業の設備投資意欲が強まるなどデフレ経済からの局面変化も見られました。

 安田倉庫グループは、中期経営計画に基づき、更なる成長に向けた事業体制の構築を目指しております。その一環として、物流事業の基本戦略である「付加価値の高いサービスの提供に向けたソリューションの強化とネットワークの拡充」を目指し、国内物流事業では、倉庫・輸配送ネットワークの拡大を推進するため、「加須営業所」を新設し営業を開始するとともに、株式会社オリエント・サービスの全株式を取得しました。国際物流事業では、サービスメニューを更に拡充するため、シンガポール及びインドでグループ会社を設立し、中国(深圳)でもフォワーディングの新拠点の営業を開始しました。
倉庫現場におけるDX推進の取り組みとして、AGV(自動搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)、無人搬送フォークリフト等を導入することで倉庫内作業の省人化・省力化に努めてまいりました。
また、当社は2023年12月、健康企業宣言東京推進協議会より「健康優良企業 金の認定」を取得いたしました。今後も、「人を大切にする企業」として、従業員のゆとりと豊かさを実現し、安全で働きやすい環境と健康の増進に努めてまいります。

 2025年3月期は、中期経営計画「変わらず、変える。YASDA Next Challenge 2024」の最終年度となります。基本方針に掲げている「最先端テクノロジーと人間力を融合した、『YASDA Value』で多様化する社会とお客様ニーズに応える。」に基づき、引き続き企業価値向上に努めてまいります。

 株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2024年6月

安田倉庫株式会社
代表取締役社長
小川 一成