倉庫での入庫から出庫まで
私の所属する板橋営業所では、一人ひとりが各荷主の入庫から出庫までを担当しています。
入庫時の検品では予定通りの商品名・個数が着荷しているか、破損の有無等を確認します。
商品によって入庫後すぐに出庫するものと、年単位で荷動きなく保管を続けるものと様々です。
頻繁に出庫のオーダーがある商品は取りやすい位置で保管するなど、時には現場スタッフの知恵を借りながら業務に取り組んでいます。
現場との連携はとても重要です。私は荷主と現場とを仲介する立場にあるので、荷主からメール等で送られた依頼を適切なタイミングに、正確かつ確実に現場へ伝える必要があります。慣れてきた作業であっても確認作業を怠らないよう、気を引き締めています。
PCに向かってシステム上の入出庫処理を行う等のデスクワークも楽しいですが、ヘルメットを被って庫内をまわり、商材やフォークリフトが動く様子を眺めることができるのは倉庫勤務の醍醐味かもしれません。
輸入貨物の保管・管理
船や飛行機で運ばれてきた輸入貨物については、とても慎重に管理を行っています。
荷主や社内の通関担当者とも密に連絡を取り合い、入庫から通関手続きまでのスケジュール決め、入庫した後の着荷報告、数量等に異常があれば税関へ報告することもあります。
「外国貨物」の状態で入庫した貨物は、通関の手続きが完了し「内国貨物」となったものと区別をする必要があります。それらを見分けるための看板作成・設置をはじめ、倉庫内でも現場スタッフと連携をとって業務にあたっています。商品へ日本語ラベルを貼る流通加工も請け負っているため、他業務と並行して加工作業の進捗を随時確認しながら、次の輸入案件の対応をする…というように、複数の輸入案件を同時に進めています。各案件がどの段階にあるのか把握しながら、それぞれ漏れのないように遂行するよう努めています。